西武秩父駅前温泉4月24日オープン 翌朝、雲海眺める旅行プランも

西武鉄道(本社・埼玉県所沢市)と西武レクリエーション(同)は2月28日、秩父市野坂町の西武秩父駅前に建設中の複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」を4月24日にオープンすると発表した。地域の象徴である祭りの力強さと繁栄を表現した同湯のロゴマークを作成したほか、温泉エリアや併設のフードコート、物販エリアの利用料金も決定し、秩父エリアの魅力を発信していく。

 施設は秩父地域の特色を生かした物販やフードコートを温泉エリアは男湯五つ、女湯六つの内湯と男女それぞれ四つの露天風呂を備え、秩父の美しい自然を眺めながら温泉が楽しめる。飲食スペースに加え、翌朝まで滞在できる「プレミアムラウンジ」も設置。7店舗のフードコートは名物のわらじかつ丼などが堪能でき、物販エリアでは秩父の地酒や豚肉のみそ漬けなどの特産品や銘菓を販売する。

 温泉営業時間は午前10時から午後11時。入館料は平日が大人980円、子ども600円、土休日や特定日(正月、お盆、ゴールデンウイーク、秩父夜祭など)は大人1080円、子ども710円。金・土・祝前日・特定日の宿泊はくつろぎ処が2490円、プレミアムラウンジが3460円(別途入館料が必要)。

 金曜日の夜に同湯で疲れを取り除き、翌朝より秩父ミューズパークから眺める雲海や武甲山の登山など、秩父の自然を満喫できる旅行プラン「秩父で金よるリラ旅」の受け付けも開始。同湯の入館と宿泊に、池袋駅からの特急券・乗車券(往路)や翌朝の観光地への送迎バスなどをセットにした5月12日限定の商品となっている。